IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(10月号)

ロータリーストッカー

朝晩だいぶ涼しくなり、過ごしやすい季節となってまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。

これから紅葉を見るのが楽しみ…という方も多いと思います。春の桜
前線は南から北へ進みますが、秋の紅葉前線は北から南へと1日平均
27キロほど進むと言われ、約50日で日本列島を縦断するそうです。
皆様の職場やご自宅、よく行かれる場所などにある樹木は、これから
南下してくる紅葉前線により少しずつ色付きを見せてくれると思いま
すので、時折立ち止まって眺めたり、紅葉狩りに出掛ける目安にする
のもいいですね。
徐々に日が短くなり、気温も下がってきていますので、体を温めつつ
秋の味覚も楽しみながら、体調を崩さぬよう気を付けてまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、先月号でもご紹介させていた
だきました強化ダンボール梱包ですが、そのご案内チラシはお手元に
届いていらっしゃいますでしょうか? 「まだ受け取っていません…」
というお客様がいらっしゃいましたら、その旨お知らせくださいませ。

実際にご案内チラシを受け取ってくださいましたお客様はどのような
ご感想をお持ちになりましたでしょうか。
「少し興味はあるのだけど…」とか「○○の部分が気になるなぁ…」、
「△△はどのようになるのだろう…」などと少しでもご関心を抱いて
くださいましたお客様がいらっしゃいましたら、どんな小さなことで
も結構ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ご見学も随時うけたまわっています。実際にお手にとって見ていただ
くことも可能ですので、どうぞご遠慮なくお申し付けください。
皆さまからのお声をお待ちしています。

大川北倉庫に新設備(ロータリーストッカー)を導入しました!

省スペース、高速ピッキングでスマートな回転式縦型自動棚です。
天井の高さをフル活用した収納ができ、動き回らずに複数の部品
を取り出せ、作業効率向上に期待できます。多品種小ロット品の
在庫管理に最適な仕様です。
また、いつも一定の高さから取り出せますので、高い所からの落
下危険防止や持ち上げる際の腰への負担を軽減でき、労災防止に
も繋がります。

自社製品や部品の在庫管理にお困りのお客様、限られたスペース
を有効活用したいとお考えのお客様、その他お問合せやご相談等
ございましたら、どうぞご遠慮なくお問合せください。

これからもお客様のお役に立てますよう精進してまいりますので
引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は通関について概略をご紹介しました。通関に関するさまざまな
お話は、次の機会にご紹介したいと思います。

さて、今回は「保税運送」についてご紹介します。
保税運送とは何かをご存じでしょうか?
昨年9月のコラムで、輸入時の保税運送について触れましたので、
そちらを覚えていらっしゃる方や普段ご利用されている方にとっては
容易な問いになってしまいますが、簡単に言いますと、国内の保税地
域から他の保税地域まで、保税状態のまま貨物を運送することです。
では保税状態とは何でしょう。
関税・消費税などの税金が未払いの状態のことです。
当社の保有する保税蔵置場は保税地域の一つですが、外国貨物を置く
ことができる場所として税関長が許可した場所です。ここでは、輸出
の場合は輸出許可後に外国貨物の扱いになり、輸入の場合は輸入許可
前はまだ外国貨物のままですので、これら外国貨物の状態は税金が未
払いの状態にある(=保税)ということです。

外国貨物として保税状態でA保税地域からB保税地域まで貨物が運送
される(=保税運送)際、その運送費にかかる税金(消費税)が免除
されますが、現在の消費税は10%ですので、この税金がかからないと
いうのはメリットが大きいですね。

当社で輸出申告をし、税関から輸出許可が下りた貨物は、上記の保税
運送で空港や港に隣接する保税地域へと運ばれます。その際はすでに
外国貨物となっていますので、変更やキャンセルなど容易には出来ま
せんのであらかじめ注意が必要です。

次回もどうぞお楽しみに…♪

~最後にひとこと~
「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉、ご存じでしょうか?
これは天台宗の開祖・最澄が残した言葉です。
自分の出来ることをしてその場を照らす明かりとなり、一人でも
多くその場を照らす明かりとなれば、やがてたくさんの明かりと
なって世の中全体を照らすようになる、という意味があることを
知り、深く感銘を受けていました。
来年は最澄が亡くなってから1200年経つ節目の年だそうです。
比叡山延暦寺に行ってみたいと思い、訪れる計画を立ててあるの
ですが、(他にも複数棚上げ案件あり)コロナ禍で保留になった
まま…。そんな今だからこそ、一隅を照らせるよう自分の出来る
ことに地道に取り組みたいと思います。

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