IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(12月号)

早いもので今年も締めくくりの時節となってまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

今年は新型コロナウイルスの影響で、至るところでそれまでの様式
を大きく変えざるを得ない状況になり、大変な思いやご苦労をされ
た方も多くいらっしゃると思います。時折、各国のワクチン開発の
ニュースなど目にしますが、来年早期に感染終息に至るかどうかは
不透明であり、引き続き3密回避やこまめな手洗い、マスクの着用
など感染予防に努めることが望まれます。
また、諸外国の経済活動再開の足取りが鈍いなか、貿易取引の回復
に時間を要するほか、内需についても家計の消費活動は自粛ムード
が残存し、経済活動がコロナ前に戻るのは再来年以降となる見通し
のようです。
しかし、人々の生活は今後も続いていきますので、先人たちが過去
幾度も乗り越えてきた感染症や経済危機を、現代の私たちも乗り越
えていけると信じ、そして来年は今年より物事が良くなることを願
い、着実に前へ進んでまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、現在建設中の佐久営業所の
建物の鉄骨が組みあがり、外壁工事と土間工事が進められています。
今年は昨年と異なり、大きな台風や豪雨など無く天候にも恵まれて
いますので、屋外工事や作業も計画通り順調に進んでいます。
お近くをお通りになられた方は、外観的にだいぶ形になってきたな、
と感じられると思います。少しずつ建物が出来上がっていく様子は
見ていてワクワクしますね。

建物全体の外壁が完成しましたら、看板が設置されます。その後、
足場が外され、12月20日頃には全体像が見られる予定です。
完成は予定通り来年2月(引き渡し日は2月20日)です。

ホームページのお知らせ欄では、工事の様子が分かる写真を掲載
していますので、ぜひご覧になってみてください。

   http://www.ipd-logistics.co.jp/category/news/

倉庫や物流に関するご相談などございましたら、どうぞお気軽に
お問合せくださいませ。

このたび、abn長野朝日放送のお天気コーナーにおいて、当社の
紹介映像が放送されることになりました!
先月下旬、長野朝日放送の撮影スタッフの皆様が来社し、敷地内
各所を順番に撮影して回り、さらにドローンを駆使して上空から
映像を撮るなど、さまざまな角度から撮影がおこなわれました。
実際にどのような映像に仕上がるのか、とても楽しみですね!
配信日程など分かりましたら、ホームページ等でお知らせしたい
と思います。どうぞご期待ください!

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は、貨物が航空機や船舶に積まれて輸出される様子をご紹介
しました。昨年は輸入、今年は輸出の流れを弊社の取扱い業務も
交えながらご紹介してきましたが、今回は今年最後ということで
少し趣の違ったお話をしたいと思います。

さて、日本の貿易はいつ頃から始まっているかご存じでしょうか?
江戸時代末期、ペリー率いる黒船来航の後でしょうか。
いえ、それよりも前、徳川家康が朱印船貿易をおこなってからで
しょうか。いえいえ、時代はもっと遡り、平安時代末期に平清盛が
日宋貿易を始めた頃…ではなく、古くは弥生時代に朝鮮半島から
鉄や青銅を輸入、飛鳥時代以降は遣隋使やのちの遣唐使に付随して
大陸から仏典などの書物や仏像、香料や薬物などを輸入していた
そうです。
逆に日本からは塩や穀物、繊維品などが輸出されており、はるか
古代から貿易がおこなわれていた歴史を見ると、その時代のニーズ
に合わせた品物が取引されているのが分かり、大変興味深いですね。

現代は、鉱物性燃料(原粗油や液化天然ガス等)や衣類、医薬品など
を輸入し、自動車や機械類、半導体等電子部品などを輸出、という
形になっていますが、今後はどのようなものが増え、逆に減るのか、
人々のニーズはどうなっていくかで想像してみるのもおもしろい
かもしれません。50年先、100年先、もっと先の未来が今より
ずっと豊かになっているとしたら、身近にどのようなものがあるの
でしょうね。

今年も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
少し早いですが、良いお年をお迎えください!

~最後にひとこと~
先月、GO TO Travel キャンペーンを利用し、信州の鎌倉と称される
近隣の某有名温泉地の老舗旅館でお得に1泊 & Go TO Eat キャン
ペーンを利用し、温泉付近の松茸料理店で松茸尽くしコースを食す
というプランを立て、普段なかなか出来ない贅沢旅を満喫しました!
人々がコロナ対策を万全にして着々と新たな日常を実践している姿
を見る一方、旅館や飲食店の方たちの心のこもったおもてなしの裏
にコロナに負けない取り組みが見られ、人間はこうやってさまざま
な困難を乗り越えて未来を切り開いていくのだな…と感じ、自身の
危機管理や備えなどをもう一度見直しすることにしました。^^

関連記事一覧

PAGE TOP