IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(3月号)

IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(3月号)

春の日差しが心地よい季節となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

近年の物価上昇は人々の生活に大きな影響を及ぼしています。
食品やエネルギー価格の高騰に加え、日用品やサービスの値上げが家計の負担を増大させていますね。
こうした状況の中、将来の物価上昇を見据えた生活の工夫や対策がますます重要になりそうです。
例えば20年後、現在の1万円の価値がインフレ率2%の場合は約14,859円(インフレ率3%の場合は約18,061円、インフレ率1%の場合は約12,202円)ですので、20年後に現在と同じ価値を維持するためには、約1.5倍程度の金額が必要になる可能性があります。
今後、日本の物価がどのようになっていくか測りかねますが、将来を見据えた計画的な生活設計や資産運用、節約術の習得などに早めに取り組むことで、少しでも安心できる未来に繋げられるといいですね。

さて、弊社からのお知らせとしまして、伊那営業所において、先月17日に名古屋税関より保税蔵置場の許可を取得し、今月から保税業務を開始する運びとなりました!
東御市の本社にある保税蔵置場は主に東信エリアのお客様にご利用いただいておりましたが、このたび新しく建設いたしました伊那営業所(保税蔵置場)は南信エリアのお客様に広くご利用いただけるものとなっています。
ご見学も随時受けたまわっておりますので、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。

これからもお客様にご満足いただけますよう精一杯務めてまいります。
引き続きIPDロジスティクスをよろしくお願い申し上げます。

通関士コラム

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「神戸税関」をご紹介しました。
今回は「門司税関」についてお話したいと思います。

門司税関は、明治22年(1889年)に門司港が石炭、米、麦、麦粉、硫黄の特別輸出港に指定されたことに伴い、長崎
税関の出張所として設けられ、その後、税関支署に発展し、明治42年(1909年)11月、長崎税関から分離独立し、日本で7番目の税関として発足しました。
昭和18年(1943年)第2次世界大戦の影響により一時閉鎖されましたが、昭和21年(1946年)6月、九州全県と山口県を管轄する税関として門司税関が再開されました(従前の長崎税関の管轄は門司税関の管轄となりました)。
昭和28年(1953年)、長崎税関を分離し現在の姿になり、今、門司税関はアジア太平洋地域との人と物の玄関口として大きく躍進しています。

港町のシンボルである赤レンガの旧門司税関は、昭和初期までは税関庁舎として使用されていましたが、平成6年に復元が行われ、1階は天井吹き抜けの広々としたエントランスホール、休憩室、喫茶店のほか、常設の門司税関広報展示室となっています。また、3階は関門海峡を行き交う船やはね橋を一望できる展望室があります。

いかがでしたでしょうか。
次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~

昨年夏に友人がアラスカ観光に行ってきたのですが、米国の物価がとにかく高く、例えばペットボトルの水が1本約800円、ホテルの素泊まりが1泊4.5万円だったとのこと。
円安もあり、気軽に海外に行くというのはコロナ前までのことで、今ではなかなか厳しい状況になり…(泣)。
実質経済成長がずっと横ばいの日本とゆるやかに伸びている他の先進国との比較表を見たことがありますが、今後さらにその差が開いていってしまうのか、それとも日本が追随していくのか…。
そういった経済の問題はさておき、自分の旅は国内外で臨機応変に細く長くやっていこうとあらためて思う日々です。^^;

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