IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(6月号)

IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(6月号)

初夏の風が爽やかな季節となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年2024年の夏は、統計を開始した1898年以降の夏として、2023年の記録と並び、最も暑い夏となりました。
そして、今年2025年の夏もまた“猛暑”となる予想が発表されています。
この夏は、太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、全国的に気温は平年より高くなる予想で、近年続いているようにまた暑い夏となる見込みのようです。

早い段階から、暑さが予想される日は水分をこまめに補給したり、エアコンを使用するなど、熱中症対策をおこなって体調を崩さないように気を付けてまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、今月24日に年に一度の健康診断をおこないます。
当日は各倉庫におります社員が時間をずらしながら健康診断に出向きますが、場合によっては倉庫人員が通常より少なくなることもございます。

業務に支障が出ないよう極力調整をしてまいりますが、もしあらかじめお分かりになる重要事項や優先作業などがございましたら、事前に各倉庫の担当者または弊社営業担当へご連絡をいただけますと幸いです。

当日はご不便をおかけし大変申し訳ございませんが、ご理解・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

※伊那営業所につきましては、上記該当いたしませんので通常通りの営業となります。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「沖縄地区税関」をご紹介しました。

今回より、統計で見る貿易の変遷としまして、明治から令和までの日本の貿易構造の推移を貿易統計から振り返り、その変化が国民生活に与えた影響について、時代背景や産業構造の変化を踏まえて見ていきたいと思います。

まずは明治から昭和初期にかけてです。この時代は繊維産業の発展による産業革命の時代です。

明治初期の日本の主な輸出品目は生糸、茶、水産物、主な輸入品目は綿織物、毛織物、砂糖、鉄類でした。
特に生糸は、絹織物を含め輸出額全体の約4割を占めていました。

当時、絹は欧米でぜいたく品でしたが、富岡製糸場を中心に製造した良質で安価な生糸を輸出することで、絹が幅広い階層の人に使用されるようになりました。
また、富岡製糸場には、全国からの工女募集・技術を学んだ工女による地方への技術伝播という役割があり、女性活躍社会の先駆けという側面もありました。

明治中期になると、輸入した実綿や繰綿から生産した綿織糸や綿織物などの輸出が増え、綿織物は昭和初期には輸出額全体の約2割になりました。

蒸気機関を利用した紡績機により綿糸を大量生産できるようになり、大量の綿製品を生産・輸出することで、軽工業分野で産業革命が進み、貿易立国としての礎を築きました。

いかがでしたでしょうか…。
この続きもどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
カナダ・トロントを訪れた時のことです。ここはカナダ最大の都市で、世界三大瀑布の一つ”ナイアガラの滝”があることでも有名な所です。

ナイアガラの滝を間近で見てかなりの迫力を感じたのは言うまでもありませんが、レインコートを着ていたのにもかかわらず、水しぶきでびしょびしょになった記憶が真っ先に蘇ってきます(笑)。

ここでは、シドニーとラスベガスでカジノに行った際に未成年に間違われた経験があったので、トロントのカジノでも再度試してみることに…。

カジノに入ろうとしたところ、入り口で強面のガードマンに即座に止められ、案の定パスポートチェックが入り、パスポートの写真と私の顔を何度も見比べては首をかしげ、最後には諦めたような表情で入場を許され、中へ進むことができました。

日本人は総じて実年齢より若く見られる傾向があり、こういったケースは年齢が上がるにつれて嬉しく感じるものかもしれません。
が、実際は身分を証明する必要があるため、あまり余裕はなく、心臓の鼓動が高まり、冷や汗が出る、といったちょっとスリリングな状況で、もう変な挑戦はやめようと誓ったのでした。^^;

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