IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(10月号)
朝晩の冷え込みとともに秋の深まりも一層進んでまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先月、日本の大相撲が1991年以来34年ぶりに英国ロンドンにて公演されました。
幕内力士が参加する取組が5日間にわたって行われたほか、
神聖な儀式や相撲の歴史的・文化的価値が英国国内に紹介されました。
本大会は、ロイヤル・アルバート・ホールという約5400名収容できる歴史的建造物を舞台に開催され、
高額なチケットにも関わらず早々に完売し、連日満員御礼・大盛況で幕を閉じたということです。
相撲は神事を起源とし、その神聖な所作にも文化的な意味
(例えば、四股・塩まき=邪気払い・清めの儀式、横綱土俵入り=威厳と精神の象徴)があり、
海外の観客にも強い印象を与えているようです。
この公演がきっかけとなり、相撲がさらに多くの国で愛され、ひいては日本を好きになってくれる人が増えるといいですね。
さて、弊社からのお知らせとしまして、現在建設中の大川北第2倉庫の進捗状況ですが、
鉄骨工事、屋根工事、外壁工事が完了し、現在は建物内部の土間コンクリート打設や配線等の設備工事が進められています。
現時点で全体の約75%の達成率です。
建物の周りに設置されている足場もあと10日程度で外れ、
土間コンクリート打設や設備工事も今月いっぱいで完了予定となっています。
今年春から始まった工事もいよいよ大詰めで、年内には新倉庫完成・引渡しの予定です。
場所は現在の大川北倉庫のすぐ隣となり、上信越自動車道東部湯ノ丸ICより車でわずか5分程度とアクセスも良好です。
新倉庫に関してのご質問やご見学希望等がございましたら随時受けたまわっておりますのでどうぞお気軽にお問合せくださいませ。
ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「B/L」についてお話をしました。
今回は”貿易”にまつわる用語の中から「AWB」についてお話をしたいと思います。
AWBは、Air Way Bill の頭文字を略した言葉で、日本語では「航空貨物運送状」と訳されます。
宅配便などでいう、送り状と似たイメージの貿易書類です。
オリジナル原本が3通、副本6通の複写になっており、それぞれが以下のような役割を持っています。
・オリジナル原本1通目 契約書的役割を持つ航空運送人用
・オリジナル原本2通目 送り状の役割を持つ荷受人用
・オリジナル原本3通目 契約書兼受領書の役割を持つ荷送人用
・副本1通目 荷送人に着地で荷物を渡す際に使用する航空会社用
・副本2通目 着地の空港用
・副本3~5通目 運送に関与したそれぞれの航空会社用
・副本6通目 AWB発行した代理店用
AWBには、以下の5つの特徴があります。
1,運送契約締結の証拠書類
  仕出地から目的地までの運送契約が結ばれたことを証明する書類です。
2,運送契約締結の受領書類
  確かに運送契約が締結したことを、航空会社または混載業者が依頼者に契約書として渡す受領書類でもあります。
3,運送料金の請求書
  運送料金の請求書の役割も持っています。
4,税関への輸入申告の種類
   AWBを使用して輸入(納税)申告を行う際に税関に提出する書類としても利用されます。
5,航空会社への運送に関する指示書
  実際に貨物を輸送する航空会社に対する指示書のはたらきもあります。
  たとえば、運送状の取扱注意事項や引っ越し貨物であることの明記などが記載されます。
いかがでしたでしょうか。
次回もどうぞお楽しみに…。
~最後にひとこと~
長らく音信不通だった学生時代の友人たちと会う、という目標を年始に掲げていましたが、
先月ついに皆で会うことが出来ました! ^^
最後に会ってから20年以上経ち、見た目は明らかにあの頃より・・・
ですが、気持ちは変わらず皆気さくに話し合える仲のままで、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました! ^^
皆が様々なことを経験し、辛いことも乗り越えて、
今を元気に過ごしていることにあらためて嬉しくなりました。
来年もまた一緒に小旅行をしようという約束をしましたが、なぜか満場一致でプランニング係に指名され、
企画、手配、清算まで全てを請け負うことに…💦
大変な役目ですが、知識と経験で友のために働きます(笑)。

  





