IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(5月号)

新緑深まる季節となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年度がスタートして1か月が経ちましたが、順調に進んでいきたい気持ちとは裏腹に、なかなか終息が見えない新型コロナウイルス感染症や緊迫するウクライナ情勢、足元では原油価格の高騰や食用品・日用品等の値上がりなど厳しい状況が横たわっています。

また、日本は地震の多い国であり、毎年頻繁に自然災害等が発生していますので、そういったことも考慮しながら、先人たちの知恵を参考にしたり、正確な情報を得て過去や現在から物事を客観的に見つめ、先々への想像や、また別の角度から物事を考えてみるなど、さまざまなことを総合的に判断して対策を講じ、少しでも良い方向に進めるよう柔軟に対応していきたいものですね。

さて、弊社からのお知らせとしまして、4月1日に新入社員8名(男性5名、女性3名)を迎え、入社式をおこないました!

社長をはじめ役員の話に耳を傾け、これから社会人として歩んでいく姿を各々が想像していたことでしょう。

自己紹介の場面ではその表情からかなり緊張した様子が伺えましたが、各々の口から発するその素直な気持ちを忘れず、一歩一歩着実に前に進んでいってほしいと思います。

入社式の最後に出席者全員で撮りました集合写真を弊社ホームページに掲載しています。

もしよろしければこちらからご覧になってみてください。

緊張がほぐれにこやかな新入社員一同と、弊社役員および総務担当者の記念ショット♪

入社式後は基礎研修が約2週間、現場研修が約1カ月間続き、その後正式配属となりますが、この1か月半の研修で吸収したことをベースに各部署で仕事を覚え、独り立ちできるように切磋琢磨してまいります。

引き続き、IPDロジスティクスをご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。

前回は「HS条約」をご紹介しました。
今回は「APEC(エイペック)」についてお話したいと思います。

「APEC(エイペック)」とは“Asia-Pacific Economic Cooperation”の略で、アジア太平洋経済協力のことです。アジア太平洋地域の21の国と地域が参加し、持続可能な成長と繁栄に向けて、貿易・投資の自由化・円滑化や地域経済統合の推進、経済・技術協力等の活動を実施しています。

APECの取組は、自主的、非拘束的、かつコンセンサスに基づく協力が特徴です。また、ビジネス界と緊密に連携している点も特徴で、APECビジネス諮問委員会(ABAC)が、ビジネス界の重視する課題を首脳に直接提言しています。

直近では、昨年11月にAPECビジネス諮問委員会の日本委員が岸田総理を訪問し、「APEC首脳への提言」を手渡しました。

その提言書の主な内容は、

・地域経済統合(安全で継ぎ目のない移動を見据えた国境再開、WTO支持、保護主義への反対、FTAAP実現に向けた進展等)

・持続可能性(再生可能エネルギーや低排出技術の貿易・投資の促進を通じたカーボンニュートラル・エネルギーレジリエンスの実現等)

・包摂(デジタル経済への女性参画促進、ジェンダー包摂拡大、零細・中小企業の能力構築等)

・デジタル(零細・中小企業のデジタル対応力強化を促す環境の構築、貿易とサプライチェーン連結性のためのデジタル・システム の相互運用性等)

・経済(コロナ禍からの経済回復の確保、大幅な構造改革推進、災害リスク管理等)

経済産業省は、これらの課題への取組を更に推進していく方針です。

今回は少し難しいお話になりましたが、いかがでしたでしょうか。次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
ハプニング記憶2つ目は、エジプトを訪れた時のことです。ホテルのすぐそばにあるカイロ博物館に行ってみようと、ホテルから出たところを強引な客引きに捕まり、無理やり近くの宝石店に連れていかれました。

店舗の2階で複数の宝石を紹介された際に、机上にあった記念ノート(日本人客が自由に書き込んでいたもの)を読んで背筋が寒くなりました。

「店主はマッサージ師の資格も持っていると言って無理やり触ってくるので気を付けて!」と…。友人と一緒にそこから脱出するにはどうしたらいいか…。店主が別の商品を取りに行った隙を狙い、全速力で階段を駆け下り、路地を逃げ走りました。

知らない人を安易に信用しない、断る勇気を持つ等、肝に銘じました。^^;

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