IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(10月号)

秋が深まり木々が紅葉する時季を迎えました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

先月英国のエリザベス女王が逝去されました。今年7月の当メルマガで、女王の即位70年記念行事「プラチナ・ジュビリー」に触れたばかりでしたので、これほど早く事態が急変するとは思いもよらず、その後大勢の人々による弔問や国葬の様子なども毎日報道されましたので、世界中の人々が注目した出来事になったように思います。

国内でも、賛否両論ある中でしたが、安倍元首相の葬儀が行われ、各国の要人も大勢来日されました。国と国とが友好関係でなければ物事はそううまくいかないと思うと、平和で安全な社会が続いていくよう願うばかりです。

今後もさまざまな出来事があると思いますが、賢い選択をして、着実にいきたいものですね。

さて、弊社からのお知らせとしまして、今月1日に第19期を迎え、新しい事業年度のスタートとなりました。

これもひとえに皆様のご支援・ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。新年度もお客様満足の向上に努め、更なる成長を目指し、社員一丸となって進んでまいります。

今後ともIPDロジスティクスを何卒よろしくお願い申し上げます。

本社向かいにある貿易センターの入り口に、どなたでもご利用いただけるトイレを設置しました。建物は貿易センターの外壁の色と同じ茶色の建物で増設されており、見てすぐ分かる設備となっています。ご利用される際のお声掛けは特に不要ですので、どなたさまもお気軽にご利用ください。

早朝や夕方以降など弊社従業員が不在の時間帯でもご利用は可能ですが、多くの皆様に安全で快適にご利用いただくため、設備の取扱いには十分ご注意いただき、また不要なゴミ等の置き捨てはされませんようお願いいたします。

マナーを守り、清潔で快適にご利用いただけますよう、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「世界貿易機関(WTO)」をご紹介しました。今回は「WTO協定税率(協定税率)」についてお話したいと思います。

WTO協定税率はWTO譲許税率とも呼ばれますが、WTO協定上、WTO加盟国・地域に対して一定率を超える関税を課さないことを約束(譲許)している税率をいいます。その税率が、基本税率(国定税率のことで日本国政府が独自に設定する関税率)より低い場合、WTO全加盟国・地域からの産品に対し等しく適用されます。

例えば、生鮮のパイナップルの輸入を例に挙げてみますと、基本税率は20%ですが、WTO協定税率は17%ですので、この場合の関税率は17%になります。
(*ここでは経済連携協定締約国や特恵受益国から輸入する産品に対する関税率は考慮していません。)

日本はWTOに加盟していますので、ほとんどの輸入品について基本税率ではなくWTO協定税率が優先されていることがお分かりいただけましたでしょうか。

次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
前号からの続きですが、イタリアでローカル列車の回送に取り残された後、1~2時間ほどは逆走したでしょうか、やっと列車が停止したので降りてみると、何もないホームに私ひとり…。

時刻表で駅名を探すもその記載はなく、自分がどこにいるか見当がつかず…。改札で駅員に、ここは何という駅か、次の列車は何時にくるか等々尋ねましたが、イタリア語での応答で全く分からず…(泣)。駅ホームで途方に暮れていると、怪しいタクシー運転手がやってきて、イタリア語で何か話しかけてくる(おそらく“タクシーで目的地まで連れて行ってやる!”

と言っている)のですが、どこに連れていかれるか分からず、しつこい誘いを何度も断り数時間待ちぼうけ…。ようやく次に来た列車に乗り込み、幸いにも再び終点の駅に到着!

友人と涙の再会を果たしました…。^^;

外国の列車の停車時間が短いことを体感して以降、どこにいても“機敏な乗降”をするよう肝に銘じました(笑)。

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