IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(11月号)

紅葉が見頃を迎える頃となってまいりました。
いかがお過ごしでしょうか。

秋と言えば思いつくものはたくさんありますが、皆様は何を真っ先に思い浮かべられますでしょうか。
赤や黄色に色付いた山々や樹木、収穫された秋ならではの農作物、秋から始める習い事や趣味、これから訪れる寒い季節への備えなど、まだまだ色々とありますね。

今年は急速に進む円安の影響もあり、多くのモノが値上がりしていますので、例年通りに秋ならではの楽しみを実施するのに躊躇してしまう部分もあるかもしれませんが、少しでも豊かな秋の恵みを取り入れて進んでまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、9月23日・24日に毎年恒例の東御市“巨峰の王国まつり”が開催され、弊社トラックがメインステージとして使用されました!

巨峰の生産量日本一を誇る長野県。その中でも一大産地の東御市は、全国トップクラスの日照時間と昼夜の寒暖差が大きい気候風土で、高品質な巨峰が栽培されています。

他にもナガノパープル、シャインマスカットなど色々な種類のぶどうがたくさんあり、またワイン用のぶどう栽培も盛んです。

初日はあいにくの雨空となってしまいましたが、トラックステージは予定通りイベントに活用され、訪れた人々を楽しませていました。

このように、貨物輸送のみならずトラックステージとしても活躍を見せるトラックです。グラウンド、野原、海、山、空き地などトラックが駐車可能であればどこでも迫力ある
ステージができます。

ご興味のおありになるお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は「WTO協定税率(協定税率)」をご紹介しました。
今回は「特殊関税制度」についてお話したいと思います。

特殊関税制度とは、不公正な貿易取引や輸入の急増等の特別の事情がある場合に、貨物・供給者・供給国等を指定して、通常の関税のほかに割増関税を賦課することにより、国内産業を保護・救済するための制度の総称です。

特殊関税には、輸出国の補助金を受けた輸入貨物に対する「相殺関税」、正常価格(輸出国内の販売価格等)より低い輸出価格(ダンピング価格)で販売された貨物の輸入に対する「不当廉売関税(ダンピング防止税)」、予想されなかった事情の変化により増加した輸入貨物に対する「緊急関税」、ある国が日本の輸出貨物などに対して差別的に不利益な取扱いをしている場合にその国からの輸入貨物に対する「報復関税」があります。

特殊関税は、日本のみならず、多くの国において国内産業を保護・救済するための制度として採用されています。

しかし、この特殊関税制度が各国の思うように運用されると貿易取引を歪めることとなるため、国際協定(WTO協定等)で特殊関税発動の主要な要件や手続きが定められており、日本の特殊関税制度もこの協定に準拠したものとなっています。

今回は少し難しいお話でしたが、いかがでしたでしょうか。
次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
オーストラリアの滞在先での出来事は、想像を遥かに超えたとても興味深いものでしたので少しご紹介したいと思います。

1軒目は、とても素敵なホストマザーがいるお宅。しかし長男は薬物(オーストラリアで合法のもの)常習者、長女はストリッパーという異色の兄妹で、二人とも気さくに話をしてくれたのですが、私は話の内容についていけず驚きを隠すのに必死…。数日後、暴れた長男が警察に連行されていき、酷くショックを受けました。

もう1軒は、若いご夫婦のお宅で、ご主人がバンドを組んでいたせいか音楽関係の仲間が多く、友人の有名音楽プロデューサーが開いたパーティに同行した際、セレブやLGBTの人たちも多く参加しており、私の隣に座った男性から「僕はバイだけど、君は?」と聞かれ、今までにない質問にかなり動揺したものでした…。

多感な時期に普段出会わない人たちと出会ったことや、好奇心の赴くまま多くの国を巡ったことで、多様性を受け入れ、相手を尊重することなど自然と身につけられたかもしれません。^^

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