IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(2月号)

令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。
被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の漢字ですが、昨年は“税”の文字が選ばれました。
この文字が選ばれた理由として、生活に直結する増税・減税の動向が注目された1年で、国民の不安や期待が錯綜したことが挙げられました。
確かに、4万円の定額減税やインボイス制度、ふるさと納税など多岐に渡る“税”にまつわる話題が取りざたされ、なにかと気になる事柄が続いていたように思います。
このような“税”の話題は今年も続きそうですが、内容を注視しながら、正確な情報を捉えていきたいですね。

さて、弊社からのお知らせとしまして、先月中旬よりオフィスリンクを導入しました。
オフィスリンクとは、NTTドコモが提供する、携帯電話の内線化サービスです。
携帯電話(スマートフォン)に携帯番号、内線番号、会社番号をまとめられるため、1台で3役の機能を果たしています。
例えば外出先から内線通話ができたり、会社の代表番号宛の着信も外出中の担当者に転送することができます。
また、コスト削減や業務効率化などに繋がりますので、メリットが大きく便利なサービスです。
これからも業務効率の向上を目指し、改善に努めてまいります。
引き続きIPDロジスティクスをどうぞよろしくお願い申し上げます。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。前回は「開港」をご紹介しました。
今回は「とん税、特別とん税」についてお話したいと思います。

とん税、特別とん税とは、外国貿易船の開港への入港に対して課される国税をいいます。
とん税の納税義務者は原則として外国貿易船の船長となっており、また、課税標準は外国貿易船の純トン数で、税率は入港ごとに1トンあたりいくらという形で規定されています。
例えば、とん税が1トンあたり30円で、船のトン数が1,000トンの場合、30x1,000=30,000円がとん税です。

特別とん税については、その全額が開港の港湾施設を管理する市町村に譲与されています。

原則的に日本に入港する外国貿易船は、とん税を支払う必要がありますが、いくつかの「やむを得ない理由」がある時(例えば、暴風雨、濃霧等の災害が予想される場合において、これを回避するためのみの目的で一時入港した場合等)は、とん税の納付は免除されます。

いかがでしたでしょうか。
私たちにあまり馴染みのない税金ですが、この場で少しでも知っていただけましたら幸いです。
次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
先月沖縄県の宮古島を訪れました。
宮古諸島の中で一番大きな島である宮古島は、東京(羽田)から直行便で約3時間と比較的近く、宮古ブルーと称されるエメラルドグリーンに輝く美しい海が魅力で、なかでも与那覇前浜ビーチは東洋一美しいとも言われる名所です。
このようなビーチももちろんですが、一番の期待は離島どうしを結ぶ橋としては日本最長の伊良部大橋(宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋)を渡ってその絶景を臨むことで、これはまさに期待以上のものでした。^^
おもしろいところでは、今の時期はサトウキビの収穫が行われており、専用の機械で背の高いサトウキビが刈り
取られていく様子はとても新鮮な光景でした。
他にも幾つもの感動がありましたが、間違いなく日本を代表する南国リゾートで、個人的には”推し”の島になりました(笑)。

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