IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(1月号)

IPDロジスティクスよりお知らせ(1月号)

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年暮れに新たな変異株が見つかり世界中を震撼させました。

政府は新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置として、当分の間、特段の事情がない限り、海外から日本への上陸を拒否し、検疫の強化や、外国との間の航空旅客便について減便等により到着客数を抑制することを要請、また、ワクチン接種証明書保持者に対する入国後の行動制限を行うなど、厳しい規制を敷いています。

この新たな変異株(オミクロン株)は、性質は不明な点が多く、これまでのものより感染力が強い兆候が見られるということですが、私たちは変異株に左右されることなく、基本的な感染症対策を継続することが大切のようですので、引き続き感染症対策をしっかり継続して、良い1年になるよう前へ進んでまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、今年から、年間の労働日および休日カレンダーを2種類設けました。昨年開設されました佐久営業所はおもに佐久エリアのお客様にご利用いただいていますが、本社のある東御市およびその近隣エリアのお客様とは営業日が若干異なる部分もありますため、双方の状況を鑑み、それぞれのカレンダーを設定することにしました。

このため、IPDロジスティクスでは、本社(他倉庫含む)と佐久営業所では、年間の労働日および休日カレンダーが異なりますので、ご留意くださいますようお願いいたします。

その他、ご不明点やご質問等ございましたら、いつでもお気軽にお問合せくださいませ。

昨年9月号でお知らせしました、弊社オリジナルのリクルート特設サイトがWEB公開になりました。社内の様子や従業員のホットな声も掲載されていますので、現在在学中の学生さんや求職中の方、お取引先様やご関心をお寄せいただいています全ての方に、とても分かりやすく、身近に感じ取っていただけるものに仕上がっています。

ご興味のおありになる方は、実際のご見学等も可能ですので、ぜひ弊社までお問合せください。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。今年は税関関係に関わる用語とその内容についてお話したいと思います。あまり聞いたことがない用語もあるかもしれませんができるだけ分かり易く記していきますので、ぜひお付き合いいただけましたらと思います。

さて、今回は「 24時間前申告ルール(24-hour rule)」をご紹介します。米国等の諸外国においては、船社等に対し、自国向けの海上コンテナ貨物を対象に、「 WCO(世界税関機構)の基準枠組み 」において認められている、最も早いタイミングである積荷港における船積みの24時間前を報告期限として、その積荷に関する詳細を電子的に税関へ報告することを義務付けています。

また、航空貨物については、到着4時間前までの提出義務が課されています。日本も同様にこのルールを導入しています。

これは、提出された船積情報により、税関がテロ行為に使用される疑いのある貨物を特定し、船積み前に予防対策を取ることを目的としています。

報告すべき情報としては、荷主情報(SHIPPER・CONSIGNEE・NOTIFYの名前、住所、電話番号)、品目情報(具体的な商品名)、HSコード(6桁)、貨物情報(具体的な荷姿・個数・GROSS WEIGHT・CASE MARK)などです。

報告期限までに積荷情報の報告がなされなかった場合には、罰則の適用を受ける場合があるほか、積荷の船卸しについて税関の許可を受けなければならないとされています。

国境を越えて行き交う荷物は、至るところでさまざまなルールに従って輸送されていることが少しでもお分かりいただけましたら幸いです。次回もどうぞお楽しみに…。

~最後にひとこと~
新年を迎えるたびに大河ドラマのお話をして恐縮ですが、今年は平安末期から鎌倉前期を舞台に、源平合戦と鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられる権力の座を巡る駆け引きと、その勝利者となった2代執権・北条義時を主人公に描かれるそうです。

源頼朝が鎌倉に幕府を開いてから明治維新が起きるまで、約680年間に渡り武士の世が続いたわけですが、武家政権の礎を築いた頃のお話に興味津々です(笑)。昨年は渋沢栄一のバイタリティの高さに感服しましたが、今年は個性豊かな鎌倉武士たちに注目したいと思います。 ^^

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