IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(5月号)

新緑が目に鮮やかな、すがすがしい季節となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

先月1・2日、長野県内14の市町村において、13歳から75歳までの
男女50名の聖火ランナーによるオリンピック聖火リレーが行われ
ました。テレビやインターネット等でその様子をご覧になった方も
多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症対策のため、沿道に集まった人たちは
マスク着用、大声を出さず拍手や配布グッズ等を活用して応援、
前後左右の人と適切な距離を取るなどして観覧、といった幾つか
の注意事項を考慮して聖火ランナーを応援していたようです。
医療従事者等へのワクチン接種に引き続き、高齢者へのワクチン
接種が始まっていますが、一般に行き渡るにはまだ時間を要し、
未だ感染が収まらない地域もありますので、今後も感染対策を
しっかり継続して健康を維持してまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、先月1日に新入社員
3名の入社式をおこないました!
この春、学生から社会人になったばかりのフレッシャーズで、
社会や会社のしくみ、どんな仕事や仲間が待っているのかなど、
多くの事柄が初めてでとても緊張している様子が伺えましたが、
弊社代表をはじめ、役員からのお話・声援を受け、入社式が
終わった後には安堵の表情を見せていました。
その後約2週間の研修期間を経て正式に配属となりました。
この春は同じタイミングで入社した中途採用の社員も含め、
通常より多くの社員を迎え入れることが出来ました。この若者
たちの成長と今後の活躍に大いに期待したいと思います。

このたび令和3年度の運輸安全マネジメントの取り組みを
ホームページ上に更新しました。
「お客様の商品を目的地まで安全、確実に配達する」という
安全方針に基づき、目標、計画、安全に関する情報交換方法や
反省事項、改善方法などを掲載しています。
また、令和2年度の目標達成状況なども開示しています。
これからも運輸安全の向上に取り組んでまいります。

運輸安全マネジメントの取り組み

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は EPA・FTAについてお話ししましたが、今回はその中から
一番新しい日英EPAについて少し触れたいと思います。

今年1月1日発効の日英EPAは、EU離脱後の英国との、日EU・EPA
に代わる新たな貿易・投資の枠組みを規定するもので、日EU・EPAの
下で日本が得ていた利益を継続し、日系企業のビジネスの継続性が
確保されるものです。(現在英国には日系企業が約 1,000社進出し、
約18万人の雇用を創出しています。)

英国は2020年1月31日にEUを正式に離脱し、移行期間は2020年の
12月31日までとなっていました。日本と英国の間では、2021年1月
1日に日英EPAが発効すれば、日EU・EPAから日英EPAに切れ目なく
移行できますが、もし日英EPAが発効しなかった場合は、それまでの
日EU・EPAの特恵税率が適用できなくなり、一般税率を使わざるを
得なくなる状況でしたので、政府としても日本経済への影響を考え、
交渉を急いだということです。
交渉は非常に難儀しましたが、結果としては日EU・EPAとほぼ同じ
内容のもので決着しました。

交渉の場では、英国のトラス国際貿易大臣が「スティルトンチーズ」
という単語を何回も述べていたそうです。
これは青かびのブルーチーズのことで、イタリアのゴルゴンゾーラ、
フランスのロックフォール、そしてイギリスのスティルトンチーズが
世界三大ブルーチーズなのだそうです。

今後、イギリス産のスティルトンチーズを目にする機会が増えるか
と思いますので、ご興味のおありになる方は実際にお求めになって
ご賞味いただければと思います。

~最後にひとこと~
毎年複数の自治体にふるさと納税をしていますが、好物のみかん
の産地におこなうことが多いです。みかんが届くと、農家さんの
思いが書かれたチラシも添えられていて、いつもその思いに感動
しながらおいしく頂いています。品種もたくさんあり、中でも
愛媛県の甘平(かんぺい)が絶品です!
一度現地でみかん狩りをしてみたいと思い、農家さんへ問合せを
してみると、短時間でも手伝いに来てくれたら好きなだけ食べて
いいとのこと。いつか実行できれば…と思います。^^

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