IPDロジスティクス株式会社よりお知らせ(6月号)

緑の香りが漂う初夏の頃となってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

この時期は雨に悩まされジメジメとした湿気も多く、気圧の変化や
寒暖差が大きくなることによって、頭痛や倦怠感などの体調不良を
感じる方も多いと思います。季節の変り目でもありますので、体調
の管理はくれぐれもお気を付けください。
また、熱中症に注意するとともに、コロナ禍におけるマスク着用で
マスク内に息がこもりやすく、熱を持った息を吸うことで体温が
上がりやすくなるようですので、マスクをしていても、こまめな
水分補給を心掛けてまいりましょう。

さて、弊社からのお知らせとしまして、今年3月に佐久営業所が
開設し、これに伴いご見学のご要望も多く賜りました。ご関心を
お寄せいただき、ご見学のためにご足労いただきました皆様には
心より御礼申し上げます。
ご見学後の感想や弊社に対する印象についてもとてもポジティブ
なものが多く、期待していただいている様子が十二分に感じ取れ
ました。
これからもお客様に寄り添い、少しでも皆様のお役に立てますよう
努力してまいります。どうぞ末永くご愛顧賜りますよう、お願い
申し上げます。

引き続き、他の倉庫も含め、ご見学やご相談など受け賜わって
おりますので、お気軽にお問合せくださいませ。

今年1月から配信が始まりました、abn長野朝日放送・お天気
コーナーにおける当社の紹介映像ですが、新設の佐久営業所
の映像も配信される予定です!
撮影はこれからとなりますが、どのような映像になるのか、
こちらもぜひ心待ちになさってください。
詳細は次号以降であらためてお知らせします。

ここからは、“通関士コラム”をお届けします。
前回は日英EPAについてお話しましたが、今回は統計品目
番号(HSコード)についてお話したいと思います。

少し前のコラムで、世の中に存在するすべての物品は必ず
いずれかの統計品目番号に分類されるとお話ししましたが、
この統計品目番号(HSコード)とは、一体どのようなもの
でしょうか。

WCO(世界税関機構 *)がHS条約(商品の名称及び分類
についての統一システムに関する国際条約)の管理をしており、
あらゆる商品を組織的・体系的に分類するための品目表(HS
品目表)の改定、策定をおこなっています。HS品目表は、
技術革新による新規商品の登場や国際貿易の態様の変化等に
対応するため、概ね5年ごとに改正されています。

HS条約の締結国は、HS条約に基づき自国の関税率表および
輸出入統計品目表をHS品目表に適合させて作成、運用すること
が義務づけられています。
HS条約で定められ国際的に統一されているのは、HSコードの
6桁目までです。その後ろ(7桁目以降)は各国の国内法で細分化
されており、国によってHSコードの桁数は異なります。

HSコードを使用している国・地域は200以上に及び、国際貿易
の98%を超える取引にHSコードが利用されていることから、
世界中の貿易にとってHSコードは不可欠なものとなっています。

* WCO (World Customs Organization): 世界183か国・地域からなる
税関関連の国際機関。各国の税関制度の調和・統一及び国際協力の
推進により、国際貿易の発展に貢献することを目的としている。

~最後にひとこと~
当メルマガを書き出して早2年半。どのように書いたらいいか
試行錯誤でここまできました。実際にどれくらいの方が読んで
くださっているか分かりませんが、今まで何名かの方よりお声
を頂戴し大変うれしく思いました。
読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます!
文章を書く上で常に心掛けていることは、読み手が理解しやすい
ように出来るだけ分かりやすく、そして簡潔に書くこと。
これは今までもこれからも自分のモットーです。^^

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